医療保険

医療保険とは
医療保険には国の公的医療保険と民間の保険会社が取り扱う医療保険に分けられます。

公的医療保険

日本は、誰もが公的医療保険に加入する「国民皆保険制度」が採用されています。
病気やケガをした際に医療費の給付があり、自己負担が1~3割になります。
医療費の給付だけではなく出産時の出産給付や死亡した際の死亡給付、病気やケガによって働けない場合の傷病手当金など様々です。
保険料は会社員だと毎月給与から天引きされており、加入していることを示す保険証が受け取ります。

民間の医療保険

公的医療保険でカバーするために存在するのが民間の保険会社などによって取り扱っているのが民間の医療保険です。
民間の医療保険は病気やケガになった場合、契約に該当すれば現金で給付を受けられます。
公的保険とは異なり、加入は任意で自分自身が保険会社・商品を選んで契約します。

民間の医療保険でカバーできること

入院した際、治療費以外にも食事代や差額ベッド代など費用がかかります。
食事代は1食460円ほど負担となり、1日当たり1,380円です。10日になると13,800円となります。
差額ベッドとはプライバシーを確保する設備を有した病床を指しますが、希望した場合全額負担です。
個室をイメージするかもしれませんが、2~4人部屋でも発生します。病院や地域によって異なりますが、1人だと1日約8,000円、4人だと1日2,500円となります。
概算すると治療費以外に1日5,000円から10,000円ほどかかるわけです。
民間の医療保険の入院給付金が、日額10,000円の場合、自己負担なく入院できます。
その他にも入院着のレンタルや、交通費などかかることもあるため、万が一を考えて民間の医療保険に加入して備えるか預貯金で対応するかの選択になります。

民間の医療保険の特約

民間の医療保険で付加できる特約には以下のようなものがあります。

  • 先進医療給付金:所定の先進医療を受けた場合の保障
  • がん診断給付金・がん手術給付金:がんと診断された場合やがんを手術で受けた場合の保障