ア二コムのペット保険とは
最近の調査でアニコム損害保険でペット保険が100万件を超えました。
これは保険業界では初めてのことです。
そんなペット保険ですが、アニコムでは2000年の創業から、加入者に対しどうぶつ健康保険証の発行を進めています。
この保険証を病院の窓口で見せるだけで保険金の請求が完了し、人間と同じように自己負担の支払いだけで済んでしまうのです。
人間とは違い、基本的に全額負担の動物病院は健康診断や治療費も高額になりがちで、飼い主の経済的な負担も大きいと考えました。
そこで病院の受付で請求手続きが完了するようなシムテムを構築することによって、自己負担金を支払うところから減らすことに成功しました。
そもそもペット保険は必要か
ペットを迎えるということは、あらゆる場面で経済的な負担が大きいです。
先述したように病院は全額自己負担なので、少し通院するだけでも高額な病院費が必要となります。
さらに病気や怪我をしてしまった時には治療費もかかりますよね。
そんな高額な病院費に対して補償してくれる予防型の保険がペット保険なのです。
ペット保険があることで飼い主金銭的な負担を減らし、ペットが健康で長生きできる為に必要なものなのかもしれません。
加入が急激に伸びた理由
2020年前半から急激に加入者が増えていき、今でも伸び続けています。
その数なんと年間で6万件近くのペースで増加しています。
調査によると2019年から2020年にかけて、犬や猫をペットとして迎えた方がどちらも10%以上伸びているそうです。
その背景には新型コロナウィルス感染症の流行があります。
外出自粛が長く続き、家にいる時間が増えたことや、人との距離を離さなくてはならない状況から、寂しさを感じる方が多くなり、ペットを迎える方が増えているのです。
アニコム損害保険の今後の取り組みは
100万件を超え、ペット保険として大きなシェアを確立しつつあるアニコム損害保険ですが、ペットと過ごす世の中をよりよいものにする為の取り組みをおこなっています。
そのなかのひとつにどうぶつ住民登録があります。
動物の写真や動画をAIを利用して、個体の登録や識別ができる仕組みです。
2022年3月から登録を開始する予定でいます。
ペットが増えている一方で、飼育放棄なども増えており、社会問題のひとつとなっています。
飼って、飽きたから終わりというわけではなく、動物たちの一生に向き合えるように、悲しい思いをする動物たちが少しでも減るようにと考え、動物たちにも住民登録をという考えに至りました。
登録することで動物にも個々で違いがあることを証明しの、社会的な尊厳を確立していくことが目標です。